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特に暑くて汗をいっぱいかいた日は、革靴を脱ぐのもおっくうです。 そんな風に悩んでいるのは、あなただけではありません。 私もそうでしたからよく分かります。
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革靴が臭い理由は?


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※ちなみにトイレのニオイの原因であるアンモニアの規制値は1ppmですから、イソ吉草酸はアンモニアの1000倍も臭いといえますね。 そんなニオイが私たちの足や靴からしているという衝撃の事実・・・!!
雑菌が繁殖しやすい環境である
イソ吉草酸や酢酸を出すのは、雑菌がそこにいるから。 雑菌は「湿気」「温度」「エサ」がそろっていると急激に繁殖します。 そして残念なことに、革靴はこれらの条件をすべて満たしています。革靴は通気性×
足から出た汗がこもりやすく、また足の体温や地面からの熱で温められることで革靴の中は常に「高温多湿」です。 これは雑菌にとってめちゃくちゃ繁殖しやすい環境。 当ブログでも何度か取り上げていますが、夏場に革靴等のビジネスシューズを履いていると10分で靴の中の湿度が100%に達するという研究結果が発表されています。 そのくらい革靴の中は湿気ムンムンです。 そんな環境では、雑菌はイヤでも繁殖していきます。靴のサイズが適正か?
同じサイズでも革靴とスニーカーだと、フィット感が違いませんか? 初めて革靴を購入するときに、サイズ感の違いに戸惑った方も多いと思います。 今あなたの履いている革靴は、あなたの足にピッタリサイズのものですか? もしそうでないなら、あなたの足は余計なストレスを感じています。 人間はストレスを感じると、精神性発汗といって、無意識に汗をかくようになっています。 これは止めようと思っても止められない汗です。 ⇒足が臭いのは汗のせい!?意外と知らない原因と対策を解説します! 足裏は精神性発汗が起きる場所ですから、足に負担がかかるような靴選びをしていると、どんどん汗をかいてしまいます。 この汗と垢などが合わさると、雑菌がどんどん繁殖する原因に。 さらに合わない靴を履き続けることで、足を痛めることになる・・・と、全くいいことありません。
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そもそも仕事中って多かれ少なかれストレスを感じますよね。 そうすると、どうしても汗の量は増えてしまいます。 革靴のせいで、というより「革靴を履いているときにストレスを感じることが多い」と言えますね。
革靴のニオイ対策とは

2~3足でローテーションする
これは結構重要です。 後ほど紹介する湿気対策をしても、靴の中の湿気は一晩おいたくらいでは完全に抜けてくれません。 なので、革靴を1日履いたら2日休ませるようにして、次に履くときにはしっかりと湿気がない状態を保つようにしましょう。
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「革靴を何足も買うのってお金かかるし・・・」と躊躇する気持ちも分かりますが、同じ靴を履き続けると、靴が早く傷んで寿命が短くなってしまいます。 なので、トータルで考えたら同じ靴を履き続けるより、ローテーションして履くほうがコスパが良くなるんです。
通気性の良い革靴を履く
昔の「通気性の良い革靴」というと、通気性が良いかわりに雨や浸水に弱いといった欠点がありましたが、最近ではその性能も上がってきています。 下記のように、1万円以下でもしっかりと除湿対策された革靴が購入できますよ。 ローテーションする革靴の候補にしてみてはいかがでしょうか?リンク
重曹で消臭+除湿
重曹は弱アルカリ性なので、酸性の物質を中和してくれます。 「イソ吉草酸」や「酢酸」は文字通り酸性物質なので、重曹が中和して臭いを消してくれるんです。 もう一つ、重曹は空気中の水分を吸収するので、革靴の中に入れておくと除湿することが出来ます。 というわけで、重曹は臭いの原因物質であるイソ吉草酸を消し、雑菌の繁殖を抑えることでニオイ予防もできるんです。しかもスーパーなどで安く買えるというコスパも良い、と3拍子揃った優れモノ。 さらに詳しい重曹の解説は別記事にまとめています。 ⇒重曹で足の臭いが取れる!?試して分かった、効果的な使い方とは?新聞紙で消臭+除湿
雨に濡れた靴の中に、新聞紙を入れたことのある方も多いでしょう。 実は新聞紙には、水を吸ってくれる効果以外にも消臭効果があるんです。
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新聞紙の繊維の隙間にニオイ成分を吸着させるとか、新聞に使われているインクに消臭効果があるなどハッキリしたことはわかりません。 ですが、とにかく何もしないよりは明らかにニオイは減らせます。 おばあちゃんの知恵袋ってやつですね。
乾燥剤で除湿
靴用の乾燥剤を使うのも手です。 天日干しすれば除湿効果が復活して繰り返し使えるものもあるので、靴屋さんでチェックしてみてください。リンク
10円玉は微妙
ネット上では、よく10円玉を使った消臭法が取り上げられています。 私も実際に試してみましたが、正直ホントに効果あったの?という感じでした。 でも実際にニオイが消えたよ!という口コミも多いんですよね。 気になる方は、やり方を記事にまとめているので参考にしてみてください。 →10円玉やアルミホイルでは靴の臭いは消せるのか?実際に試してみた履き終わった後はしっかり汚れをとる
履き終わったあとの革靴の中は、湿気以外にも繁殖した雑菌がうじゃうじゃいたり、足から剥がれ落ちた角質などがついていたりと、実はかなり汚れています。 湿気対策ももちろん大切ですが、それだけだと次に履いた瞬間から雑菌の繁殖やニオイが発生してしまいます。 一日履いていたパンツを洗わずに、何となく乾かしただけで次の日に着ないですよね?(おそらくほぼ全員が)ちゃんと洗って乾かしてから履くはずです。 革靴だって同じです。 履き終わった靴はきちんときれいにしましょう。除菌シートで靴の中をふき取る
靴の中のホコリや雑菌をしっかりふき取って、次に履くときまでの雑菌の繁殖を抑えます。 除菌シートで直接ゴシゴシでも良いのですが、それだと細かいホコリが繊維の中に入り込んでしまうこともあります。 もう少し丁寧にやるなら、ブラシで先に汚れを吐き出した後に除菌シートを使うと良いです。 ①ブラシ(歯ブラシでもOK)で靴の中の汚れを掃きだす。②除菌シートで靴の中をしっかりふき取る。プロにクリーニングしてもらう
これが一番確実にキレイになります。 ですが、明らかに靴がボロボロになっているとかでないと、ちょっと臭くなるたびにクリーニングに出すのはお財布的にもツライかも?管理人おすすめの革靴のニオイ対策

足をキレイに保つ
まずは足を清潔に保つことが一番のニオイ対策です。 私が使っている「アニセ薬用石鹸」という足専用の石鹸で毎日洗うことで、靴を脱いだ時の「う〇ち臭さ」(←妻に言われました)が無くなりました。 どれか一つだけオススメの消臭グッズを選べ、と言われたら私はこれを選びます。それくらい私にとっては劇的に足の臭いがとれました。 アニセ薬用石鹸は1週間で消臭効果を実感!口コミを検証してみました革靴のニオイ・蒸れには消臭インソールが効果的
靴が臭いというのは、靴の中敷き(インソール)が臭くなっている場合が多いです。 100均で消臭インソールを買うこともできますが、すぐに消臭効果はなくなるし、あっという間にへたってしまうのが欠点です。 定期的に買いなおすのも手ですが、それよりはしっかりと消臭効果のあるインソールを使い続ける方がコスパも良いです。 おススメの消臭インソールをランキング形式でまとめました。 ⇒履き心地も大切!おすすめしたい消臭インソールをランキングで紹介!靴を脱ぐ場面が少ないなら消臭パウダーもアリ
靴を脱ぐ場面が少ないなら、消臭パウダーでニオイ予防するという方法も使えます。 使ってしばらくは白い粉が靴下や靴につきますが、しばらくすると馴染んでいくので目立ちません。 汗をかくほど消臭効果が出てくるので、外回りが多い日などに効果を発揮します。 別記事でレビューしたデオストップ、ほんとコスパ最強です。 →【リピート決定】デオストップの口コミ満足度が高い!使い方もラクチン靴下のニオイを消すには
足から出る汗をたっぷり吸った靴下、それはそれはクサイものです。 特に足の指の間は最もニオイや蒸れがこもりやすい場所。 お金をかけない方法ということなら、通常のソックスタイプよりも「五本指タイプ」を使うだけでも、マシになります。 →足が臭い?なら、五本指靴下を履くべし!実はすごいぞ五本指靴下!消臭効果のある靴下を履こう
ぶっちゃけ、一番コスパの良い消臭対策だと思います。 靴の臭いは足→靴下→靴へと移っていきます。 ですので、消臭靴下を履けば靴の臭いを抑えることが出来ます。
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ただし安い消臭靴下の中には、「抗菌加工」をしているだけで消臭靴下といっているものも多くあります。 私もこれまで安い消臭靴下を試しては失敗してきました・・・
まとめ


kusao
新聞紙や重曹など、お手軽に試せる方法もありますから、まずはいろいろ試してください。 それでもニオイがとれない、本気でニオイをとりたいぜという方は一度私のオススメ消臭グッズを検討してみてはいかがでしょうか。 劇的に臭いが消えていきます。
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