こんにちは、kusaoです。
最近、グッと寒くなってきましたね。 冷え性の人にはつらい季節です。
冷え性って女の人がなるものじゃないの?と思うなかれ。
働く男性でも、冷え性に悩む人って意外と多いんです。
何を隠そう、実は私も「末端冷え性」なんです。冬場になると、足の指先が冷たくなってほぼ毎年しもやけになっちゃうんですよね。
最近ではしませんが、学生時代は靴下の重ね履きをしていたこともあります。(←これ、逆効果ですのでおすすめしません)
さて寒い季節になると「足汗、特に指の間にいっぱい汗をかくようになったなぁ」と感じることはありませんか? 足は冷たいのに、汗をいっぱいかいている。 実は、これにはきちんとした理由があります。
きちんと対策しないと、私のように冷え性や足が臭くなる原因にもなってしまうんです!! 冷えが気になる方はぜひチェックしてみてください。
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冬に足が汗をかきやすい理由とは
まずは、寒い時期に起こる通常の流れを説明します。
血液の量を調整して体温を一定に保つ
気温が低くなると、そのままでは体温が下がってしまうので、脳は体温を一定に保とうと指示を出します。
血管を縮めろーー!!
なるべく熱を逃がさないようにするんだ!
特に心臓から遠い足の指先が冷たくなるのは、このせいです。
そして、屋外から暖かい部屋に入るなどして体が温められると、脳が指示を出します。
よしよし、温まってきたな。
血流を増やせー!
汗をかいて体温を下げるんだ!
こんな感じで体温を一定に保ちます。ところが・・・
寒いのに足に汗をかく理由
外と室内の温度差が激しいと、脳は混乱してしまいます。 寒いと感じたから血流を減らした後、急に暖房の効いた暖かい場所にくると
ちょっ・・・何かすんごい暖かくなったんですけど!
とにかくいっぱい汗をかいて冷やせー!
身近なところでいうと、通勤電車って過剰に空調効いてることありますよね。
外は寒くて中は暖かい。 しかも乗り換えだなんだとまたすぐに電車を降りて・・・ってやってると、脳は混乱します。
あれっ?
何かまためちゃ寒くなったんですけど!
もうわけわかめーー!!
とにかく血流を減らしてーー!
こんなことを繰り返していると、足にたっぷりと汗をかいてしまいます。
その汗が乾きにくいので、どんどん体温を奪われていきます。
こうして足が冷たい状態が長く続き、冷え性になってしまうんです。
しもやけについて
足が冷たいままにしておくと、しもやけ(凍瘡:とうそう)の原因となります。
しもやけの主な原因は、足の血行不良です。
- 血液量が短期間に増減を繰り返すこと
- 汗をかいた足が、低い外気にさらされることで一気に冷えること
靴の中は体温や汗がこもって高温になっていますが、外気にさらされて急激に冷やされます。そもそも足の血管は細くなっています。
そんなところに、血管の収縮と拡張を繰り返すようなことが起きると、血液の循環がスムーズにいかなくなってしまい、しもやけになってしまうんです。
夏場でも同じことは起こります
実は、夏の暑い日にも同じようなことが起こります。
外は猛暑、でも部屋はキンキンに涼しいとなると、脳が混乱する原因になります。 冷え性って、冬場だけでなく意外と夏場にも多いんですよ。
冷え性の原因は他にも・・・
前章で、急激な温度変化を繰り返すことで冷え性になると解説しました。 それ以外にも、いくつか冷え性になる原因があります。
自律神経の乱れ(ストレスなど)
毎日の通勤、仕事ってストレスたまりますよね。 長時間労働、不規則な生活、さらに急激な温度変化も体にとっては大きなストレス。
こんな生活をしていると自律神経が乱れて適切な体温調整が出来なくなり、結果として冷え性になりがちです。
筋肉量が少ない
一般的に女性に多いとされる冷え性。 その理由の一つが、女性の方が筋肉量が少ないことにあります。
筋肉の運動は体温上昇や血流上昇のために必要なもの。 寒い時に「ブルッ」と体が震えるのも、筋肉を震わせて体温を上げるため。
女性だけでなく、男性でも運動不足で筋力が衰えると冷え性になりやすくなります。
日々ちゃんと体動かしてますか?
服や靴がピッタリすぎる
体にぴったりフィットする下着や靴を履いていると、血流が滞って血流のコントロールがうまくできなくなります。
これにより、指先が冷えた状態が続くため、冷え性となります。
冷え性は放っておくとキケン(足の臭い的にも)
冷え性をそのまま放っておくと、足のむくみや、だるさを感じるようになります。 さらには、動脈硬化や高脂血症といった病気のリスクも上がってしまう・・・
冷え性を甘く見ていると、大変なことになってしまう可能性もあります。
足のニオイについて
ここで、少し話は足の臭いの話題に移ります。
足の臭いの主な原因は、足に繁殖した雑菌がニオイ成分を出すことです。 「湿気」「温度」「エサ」が豊富にある環境だと、雑菌が繁殖しやすいんですが・・・
足に汗をかいたまま放置しておくと、
- 足全体が、雑菌の繁殖に適した湿度になる
- 汗をかくことで足の皮膚がふやけ、雑菌のエサとなる垢や角質がはがれやすくなる
- 足の体温(35~40℃)は、雑菌が元気よく活動する温度帯である
こうした条件が重なり、雑菌が一気に繁殖してしまうんです。 そうしてしばらくすると、足がクサくなってしまう・・・
足に汗をかいたまま過ごすと足が冷え、また温められて汗をかいて・・・の繰り返しです。
この汗をうまくコントロールできれば、足の臭いも冷えも抑えられそうです。
足の冷え対策とは、足汗対策だ
ここまで見てきて、足の冷え対策をするには、足汗の対策をすることが重要だというのは分かって頂けたでしょうか。
ですが、足汗そのものを抑えることは難しいでしょう。なので、ここでは既にかいてしまった汗を何とかする方法はないのか?という点から対策を考えていきます。
五本指靴下は効果バツグン!!
足の指の間は、特に汗をかきやすい場所です。
通常のソックスを履いていると、足の指同士がくっついてしまうので汗が乾かないままになってしまいます。 湿気もたまるのでニオイがこもるし、指の皮も剥けやすくなるので雑菌が繁殖するには最高な環境。
そこで、五本指靴下の出番です。
指の間の汗をしっかり吸収してくれることで、汗やニオイを抑えてくれます。さらに、一本一本の指が独立して動くことで血行が良くなり、冷え防止効果も。
天然素材の靴下だと効果倍増!
靴下は天然繊維と化学繊維(あるいはその混合)でつくられていますが、天然繊維が多く使われている靴下を履くと、より汗を吸ってくれます。
これまた別記事で詳しく書きましたが、天然繊維の靴下のメリットは「吸湿・吸水性にすぐれている」ことです。
→靴下が臭いと悩んでいるなら…靴下の正しい選び方と洗い方を知ろう!
天然繊維である、綿・絹・羊毛・麻などを多く使っている五本指靴下なら、より汗を吸収してくれます。
靴の中の湿気をどうするか?
靴の中は、想像以上に高温多湿です。(湿度90%以上&温度は30℃以上という、雑菌にとってパラダイス)
いくら靴下に気を付けても、靴の中は常に高温多湿。その結果、足の蒸れ・冷えにつながります。
そこで、消臭インソールを履くことで余分な汗を吸わせてしまいましょう。 汗だけでなく、いや~なニオイを吸着してくれるので一石二鳥です。
私が愛用している消臭インソールはこちら
→【蒸れない!】消臭インソール「菌ピタ君」の使用感を徹底レビュー!
冷え性の方におススメの靴下
前章でも述べたように、冷え性の方は靴下選びが重要になってきます。 でも五本指靴下を履くのはちょっと・・・という方には、消臭靴下リンマーをおススメします。
消臭靴下なんですが、保温効果もあるので、冬でもかなり暖かいんですよ。 ちょっと暑いなと感じることさえあります。
もちろん、汗をかいてもバッチリ消臭してくれるので安心です。 上の写真を見てもらうと分かりますが、女性が履いていたら全く違和感のないデザインですよね。
逆に男性が履くと、少し「あれ?」と思われるかもしれません。
でもビジネススタイルなら太ももは見えないし、冬場は人前で半ズボンになることも少ないでしょうから、問題なしです。
変に靴下の重ね履きをするより、これ一枚で十分ぽかぽかです。
消臭靴下リンマーについてのレビュー記事はこちら
→消臭靴下リンマーの効果は本物!履いて分かった使用感を徹底レビュー
※それでも冷える!という方向けに、リンマーの重ね履き用靴下も販売されているようです。 野蚕シルクで出来た冷え取り靴下【リンマー】
まとめ
私冷え性だから、しょうがないの・・・と諦めていたら何も解決しません。 原因と対策を知ることで、快適に過ごせる方法はいくらでもあります。
もし、今までちゃんと冷え対策をしてこなかったのなら、今回私が紹介した方法を試してみてはいかがでしょうか。
寒い冬を、足の冷えやニオイを気にせずに過ごしていきましょう!!
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