どうも、足の臭いに定評のあるkusaoです。
仕事を終え、クタクタになりながら帰宅し、靴を脱いだ時に

うわっ!?く、くっさ!!
何!?ありえないニオイがするんだけど!!怖い怖い!
・・・あっ、私の靴下の臭いだった
という経験ありませんか?
あるいは愛する妻に
「(洗濯カゴに入った私の靴下を発見して)くっさ!!何かう〇ちみたいなニオイしてるよ!!あなたどこかでう〇ち踏んだの!?」
と言われた経験、ありますよね?
え、ない?
・・・
・・・まぁ、私ほどでなくても、靴下の臭いで自分や周りの人が不快な思いをした経験のある方は多いはず。
なんでこんなに靴下って臭くなるんでしょうか?
この記事では靴下が臭くなる原因と対策をまとめていますので、ぜひ参考にしてくださいね。
Contents
靴下が臭いのは当たり前?
靴下、というより足が臭くなるのは、繁殖した雑菌が皮脂や角質などを食べて分解したときに「イソ吉草酸」などのニオイ成分を出すからです。
雑菌が繁殖する条件
雑菌が繁殖するためには「エサ」「水分」「温度」が必要です。
詳しくは別記事(足が臭いのは汗のせい!?意外と知らない原因と対策を解説します!)でも解説していますが、靴下には雑菌が繁殖するための条件がそろっています。
何も対策しないと、靴下が臭くなるのは当然といえます。
靴下の素材によって臭いやすさは違う!
同じ靴下でも、素材によって臭いやすさは大きく変わってきます。
天然繊維がおすすめ
靴下の素材は、大きく天然繊維と化学繊維の2種類に分けることが出来ます。
天然繊維、化学繊維それぞれの種類と特徴をまとめました。
天然繊維
その名の通り、自然に存在する原料から作られた繊維です。
綿・麻・羊毛・絹などがありますね。
靴下以外にも、衣類に昔から使われてきました。
繊維 | 素材 | メリット | デメリット |
動物繊維 | 羊毛 | 吸湿性、撥水性、保温性、酸に強い、冬暖かくて夏涼しい | 熱・アルカリに弱い |
絹 | 吸湿性、肌触りが優しい、抗菌作用、冬暖かくて夏涼しい、UVカット、酸に強い | 熱・アルカリに弱い、摩擦に弱い、洗濯すると硬くなる | |
植物繊維 | 綿 | 肌触りに良い、通気性が良い、熱に強い、保湿性、洗濯に強い、アルカリに強い、低コスト | 酸に弱い、繰り返し洗濯すると硬くなる、乾きにくい |
麻 | 吸湿・放湿性、丈夫、清涼感、アルカリに強い | 酸に弱い、加工しにくい |
化学繊維
人工的に作られた繊維です。
「天然繊維のような繊維を、もっと大量・安価に作りたい」、「天然繊維よりも強度のある繊維を作りたい」と開発されました。ナイロン・ポリエステル・アクリルなどがあります。
繊維 | 素材 | メリット | デメリット |
合成繊維 | ポリエステル | 速乾性、摩擦に強い、強度が高い、弾力性 | 加工しにくい、静電気を帯びやすい |
アクリル | 軽くて柔らかい、防カビ・防虫、保温性、強度が高い | 熱に弱い、静電気を帯びやすい | |
ナイロン | 摩擦に強い、強度が高い、速乾性、撥水性 | 紫外線・熱に弱い、静電気を帯びやすい |
結論:天然繊維おすすめ
結論から言いますと、天然繊維で作られた靴下を選ぶことをオススメします。
とはいえ、たとえば綿100%の靴下は確かに通気性は良いのですが、もろくて穴が開きやすいです。
そこで、実際には天然・化学繊維の混合タイプがほとんどです。
その中でも綿などの天然繊維を多く含む素材を選ぶと良いでしょう。
簡単に天然繊維と化学繊維の違いを表にまとめました。
繊維の種類 | メリット | デメリット |
天然繊維 | 汗をよく吸う、吸湿・吸水性に優れている | 強度が低い、種類によっては高価、加工しにくい |
化学繊維 | 摩擦に強い・強度が高い | 汗を吸いにくい、吸湿性が低い |
靴下の正しい洗い方とは
いくら天然繊維たっぷりの靴下を履いたからって、しっかりと洗って汚れや臭いを落とさないことには意味がありませんよね。
ここからは、靴下の臭いを持ち越さないための洗い方について見ていきましょう。
靴下の「パリパリ」「カピカピ」は要注意
特に、私のように汗っかきな男性へ質問です。
洗濯して乾いた靴下がカピカピになってませんか?
特に指やかかとの部分によくあります。
これは、皮脂や角質が洗濯で取り切れずに固まってしまっている状態です。
当然ですが、雑菌のエサとなります。
なので、いくら足をキレイに洗ったからと言っても、カピカピが残っている靴下を履いた瞬間から雑菌が繁殖してしまって、結局臭くなってしまうなんてことになっちゃいます。
ですから、きちんと皮脂や角質を洗い落とすことが大切です。
とにかくこまめに洗うのが一番
まだ洗濯物が少ないし、もっと貯めてから洗おう・・・というのは、経済的にはオトクかもしれませんが、洗わずに放置している間に汚れがどんどんこびりついていきます。
結局、洗濯しても汚れがとれていないのでは意味がありませんよね。
手洗いだけでも、当日にしておくと良いでしょう。
つけおきも有効です
どうしてもすぐに洗濯できない、あるいは汚れが頑固なので普通の洗濯ではとれにくい・・・
そんな時はつけ置きが便利。
皮脂や角質はタンパク質でできているので、重曹やセスキ炭酸ソーダなどのアルカリ性洗剤が効果的です。
酸素系漂白剤でイソ吉草酸を洗う
足の臭いの原因、イソ吉草酸はごく少量でもニオイがするので、しっかりと洗っておきたいですよね。
そこで、洗浄・除菌力に優れている酸素系漂白剤を使って洗濯するという手があります。
使い方は、こんな感じです。
①酸素系漂白剤をキレイにしたい箇所に直接つけ、普段使う洗濯洗剤を溶かした40℃のお湯につける。
②30分〰2時間後、他の洗濯物と一緒に洗濯する。
靴下を洗う時には裏返そう
一日履いてクサクサの靴下を裏返せなんて、嫌ですよね。
でも、皮脂や角質がたまるのは、靴下の裏側。
靴下を裏返してあげると、それだけでも汚れが取れやすくなりますよ。
ちょっとした工夫で洗浄効率アップ!
手っ取り早いのは、消臭靴下!
洗い方、素材・・・色々気にするのは面倒だなと思った方もいるのではないでしょうか。
もしそう思ったなら、手っ取り早く消臭靴下を履いてしまいましょう。これなら、ただ履くだけで何も気にしなくて済みますから、簡単ですね。
オススメするのは次の2種類の靴下です。
消臭靴下「リンマー」
おそらく女性向けに開発された商品なのか、丈がかなり長くなっているのと少し締め付けが強いかな?と感じました。(太ももに軽く跡がつくくらい)
ですが、一日履いてもしっかりニオイを抑えてくれるし、保温効果もあるので冬に大活躍します。

私が実際に履いてみた感想を記事にまとめました→消臭靴下リンマーの効果は本物!履いて分かった使用感を徹底レビュー
消臭靴下「Deol(デオル)ソックス」
履き心地もほどよく、丈が(個人的には)ちょうど良い長さなので見た目も違和感がありません。
男女別や5本指バージョンなど、いろんな種類があるのでおしゃれな方でも履きやすいのではないでしょうか。
「急速分解消臭」とあるように、履いた瞬間からニオイを消臭してくれます。
「3日間履いても臭くならない」とありますが、さすがに3日間連続履くのは気が進みませんでした。
※後日、2日連続履いた後でも無臭だったのを確認できました。
このDeolソックスの販売会社は、もともと介護分野のニオイ対策として消臭グッズを長年販売してきたという実績があります。
ニオイ対策が重要な問題となっている介護分野で長年使われている製品ですから、その消臭力はかなりのものです。
→【デオルソックス】口コミでも評判の消臭靴下をレビューしました!
まとめ
自分の靴下、くさいんじゃないかな…そう思ってしまうと、外で靴を脱ぐ場面でストレスを感じてしまいます。
地味なことですが、きちんと靴下の汚れを取ることで、臭いを抑えることは十分可能です。
もっとがっちり消臭したいのであれば、消臭靴下を試してみるのもありです。
自分の靴下、何か臭いかも・・・と思ったら、おそらくそのニオイは周りの人も気づいています。
誰でも臭くなる可能性はあるとはいえ、そのまま放ったらかしはスメハラの原因になりますし、周りからの評価も下がりかねません。
靴下のニオイが気になるのであれば、ぜひ改善していってくださいね。
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