こんにちは、kusaoです。
雨で蒸し暑い日には、足の臭いはもちろん水虫が気になる、という方も多いのではないでしょうか?
水虫とは白癬菌というカビの一種が足に感染し、発症することです。
カビは高温多湿が大好物。
なので、水虫予防・改善には足を乾燥させることが効果的・・・なのは分かってるんだよ!って感じですよね。
家なら裸足でも良いけど、外出するときは靴下を履かざるを得ませんし、裸足で過ごしていると、周りの人に移してしまうかもと不安になりますから。
ただでさえ汗をいっぱいかく足。
この記事では、白癬菌が好む高温多湿を少しでもマシにする靴下選びについて解説していきます。

足の臭いと水虫の関係についての記事でも書きましたが、足の臭い対策と水虫対策って共通点が多いんですよ。
なので、この記事で話していることを実践すると水虫対策プラス、足の臭い対策もできちゃいますよ。
※水虫対策におすすめ!な靴下はこちらの記事でレビューしています。
⇒【水虫対策!】福助 ”満足”シリーズの靴下が履き心地GOOD!
水虫の人が選ぶべき靴下のポイント

冒頭でも書きましたが、水虫の人が靴下を選ぶ際にチェックすべきポイントは
- 蒸れにくさ
- 抗カビ加工
です。
少しでも白癬菌の活動を抑えるためには、できるだけ靴下に湿気が溜まらないようにしたいもの。
さらに、あると嬉しいのが 抗菌ではなく「抗カビ」。
巷にある”抗菌”靴下には、白癬菌などのカビに対して効果がありません。
ここ、重要ですね。

まずは蒸れにくさを意識した靴下の選び方、これについて語りたいのですが、その前に一つお伝えしたいことがあります。
【注意】靴下で水虫は防げません

いきなりガッカリさせるようなタイトルですが、ハッキリ申し上げます。
靴下を履く程度では水虫を完全に防ぐことはできません。

それでも靴下を履くことにはメリットがありますから、履いた方が良いんですけどね。
ただ、靴下さえ履いてりゃ大丈夫だろう、とは思わないでほしいです。
水虫に感染した人の皮膚片は、靴下の繊維の網目より細かいものもあるので、ポロっと床に落ちます。
落ちた皮膚片に別の人が触れたら感染する可能性があるわけですよね。
・・・と考えていったら、靴下を履いていたところで、感染リスク(移す、移されるリスク)は0にすることは出来ないんです。

誤解のないように補足しておきますね。
感染者の皮膚片に触れてもすぐ感染するわけではなく、12~24時間以内にきちんと洗い流せば感染を防ぐことができます。(日本皮膚科学会公式サイト”Q26 足白癬にならないための足のケアは?”より)
靴下を履いていれば、感染者の皮膚片に直接触れないで済むので、感染リスクは下がります。
はい、ではこれまでの内容を踏まえたうえで、その中で選ぶべき靴下について、これからお話していきますね。
五本指靴下おすすめです

五本指靴下=水虫、というイメージを持つ人もいるのではないでしょうか。
それくらい、五本指靴下は水虫対策にピッタリです。
指の間の蒸れを抑える
普通の靴下だと、指の間がくっついてますよね。
すると、汗が靴下に吸収されずに溜まったままになり、どんどん蒸れていきます。
これでは水虫をどんどん悪化させることになってしまうんです。
そこで登場するのが、五本指靴下。
指の間に靴下が入ることで汗をしっかり吸収してくれるだけでなく、白癬菌を他の指に移さないようにする、という効果もあります。

私個人的には、水虫の人はもちろん、そうでない人も五本指靴下を履くべきだと考えています。
足指の血行が良くなる、運動のパフォーマンスが上がる・・・などなど、五本指靴下の魅力やポテンシャルについて、さらに詳しくは別の記事で語っていますので、参考にしてみてください。
靴下の生地も重要
少しでも蒸れを抑えるためには吸湿性がある素材の靴下がおすすめ。
綿やシルクなどのいわゆる天然繊維を多く使った靴下だと、吸湿性が高いですよ。
この話については、靴下が臭いと悩んでいるなら…靴下の正しい選び方と洗い方を知ろう!という記事でも、詳しく語っています。
寝る時の五本指靴下は不要!
私はそもそも寝る時に、靴下を履くこと自体おすすめしていません。
寝る時に靴下を履くメリット、デメリットについてまとめました。
メリット | デメリット |
冷え・乾燥を防ぐ 水虫の薬が布団につかない | 血行・寝つきが悪くなる 汗をかいて逆に冷える |
特に水虫持ちの人にとって、汗をかきやすくなるというのは大きなデメリットです。
その上、五本指靴下は指一本一本を包むので血行を悪くする可能性があります。
なので、寝る時に靴下は脱ぐ方が良いです。
それでも靴下を履いていたいなら、締め付けのないタイプにしましょう。
蒸れにくい、シルクやコットン生地のものを選ぶと良いです。
その他に役立つ知識

ここからは靴下の選び方についてお伝えします。
他にも、水虫に悩む人に知ってほしいことがいくつかあるんです。
水虫の人の洗濯物を一緒に洗ってもOK
水虫持ちの人と同居している場合、洗濯物は分けた方がいいのか?という問題ですが、これは一緒に洗っても大丈夫。
洗った後にしっかり天日干しと乾燥すれば、白癬菌は死滅します。
生乾きは、白癬菌以外にも嫌なニオイの原因になるのでしっかり乾かしましょう。
足の洗い方は・・・
足の洗い方は、足の臭い対策と同じようにすればOK。
- ゴシゴシ洗いは厳禁
- 石鹸をたっぷり泡立てて、泡で包み込むように優しく洗う
- 石鹸が残らないよう洗い流す
こういったことに気を付けましょう。
より詳しいことは、別記事で語っていますので参考にしてみてください。
⇒足を洗うなら固形石鹸を選ぼう!正しい洗い方でニオイケアしませんか
まとめ

水虫対策にあった靴下を選ぶことで、水虫予防・対策はできます。
水虫に悩む人はあなただけではありません。
日本皮膚科学会HPによると
- 日本人の5人に1人が水虫
- 日本人の10人に1人が爪水虫
というんです。
靴下を履いたからと言って、劇的に水虫が改善されるか?と言われれば、残念ながら答えはNOです。
それでも、水虫の方が靴下選びに気を付けることは、自分自身だけでなく周りにとっても良いこと。
いい靴下を選んで、水虫予防!してみませんか。
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