
kusao
普通に洗濯していても、靴下のニオイやカピカピが取れない!と悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
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目次
セスキ炭酸ソーダとは?~重曹との違い

答え:炭酸ナトリウムと重曹を1:1で混ぜたもの
結論から言うと、セスキ炭酸ソーダとは「炭酸ナトリウム(ソーダ灰)」と「重曹」を1:1で混ぜて作られたものです。 ちなみに重曹は「炭酸水素ナトリウム」の俗称なので、炭酸ナトリウムとよく似ています。 ついでに言うと、ソーダとは「ナトリウム」のことです。 炭酸ナトリウム・・・Na2CO3炭酸水素ナトリウム(重曹)・・・NaHCO3 化学式で書くと、何となく似ているというのが分かりますね。※「セスキ」はラテン語で「1.5」の意味です(雑学)
これは雑学ですが、セスキというのはラテン語で「1.5」を意味します。 セスキ炭酸ソーダは炭酸ナトリウムと重曹を1:1で混ぜたものですから、化学式でいうと Na1.5H0.5CO3となります。 そして「炭酸ソーダ」とは、「炭酸イオン(HCO3–)がくっついたソーダ(ナトリウム、Na)」のことです。 というわけで、セスキ炭酸ソーダとは「1.5個(セスキ)のソーダに炭酸イオンがくっついてできた化合物」の意味です。
kusao
まぁ、知ってても得する場面はあまりないと思いますが(笑)
どれもアルカリ性ですが・・・
セスキ炭酸ソーダ・炭酸ナトリウム・重曹。 どれもアルカリ性ですが、その強さには違いがあります。 酸性やアルカリ性の程度を表すのに使われる「pH」という値を比べてみると、 重曹のpHはおよそ8.3セスキ炭酸ソーダのpHはおよそ9.7炭酸ナトリウムのpHはおよそ11.3となっています。
kusao
なぜ「およそ」と言っているかというと、条件によってpHは大きく変わるからです。 なので他のサイトでは異なる値を書いている場合がありますが、どれが正解だとか間違っているということはありません。 あくまでpHを測定したときの条件による違いです。
重曹よりアルカリ性が強いということは・・・
アルカリ性の物質の特徴として、たんぱく質を分解する性質があります。 重曹が皮膚に触れるとヌルヌルするのはこのせいです。 セスキ炭酸ソーダは重曹よりもアルカリ性が強いので、このたんぱく質の分解能力が高くなっています。 ですので、肌の弱い人がセスキ炭酸ソーダを直接皮膚に触れさせると肌荒れしやすくなります。 重曹のように足湯で使ってもいいのですが、長時間足湯していると肌に悪影響を及ぼす可能性が高くなるのであまりおススメできません。 もちろんアルカリ性が強いということで、イソ吉草酸など酸性のニオイ成分に対する効果は高くなりますが、そもそも肌を傷つけてしまっては元も子もありません。 というわけで、セスキ炭酸ソーダは重曹のように使うのは危険ということになります。 ですが、直接皮膚に触れない形なら使い道はあります。セスキ炭酸ソーダは靴下や靴を洗うのに効果的!

重曹よりも靴下の皮脂汚れが落ちやすい
セスキ炭酸ソーダは、重曹よりもたんぱく質の分解能力が高いということで、靴下にこびりついた皮脂汚れが取る力が重曹よりも強いんです。ちなみに、靴下がカピカピになっているのはこの皮脂汚れのせいです。 皮脂は雑菌のエサになりますから、靴下に皮脂汚れが残っていると、せっかく足をキレイに洗っても、 靴下をはいた瞬間から雑菌の繁殖スタート↓すぐにニオイ成分が発生↓足臭い!!となってしまいます。
kusao
普通の洗濯、あるいは重曹でのつけおきでもニオイや靴下のカピカピが取れなかった・・・そんな方は一度セスキ炭酸ソーダを試してみてください。
セスキ炭酸ソーダ使用量は・・・
洗濯機でセスキ炭酸ソーダを使うときは、水30リットルに対して大さじ一杯。 つけ置きの手順はこちら ①靴下をあらかじめ石鹸で洗い、ザっと汚れを落とす②水1リットルに対して、セスキ炭酸ソーダを大さじ一杯加える③靴下を2~3時間つける しっかり汚れをとりたいなら半日くらいつけてみてください。セスキ炭酸ソーダで靴を洗おう!!

kusao
我が家では、私や娘の靴を洗うのに使っています。 意外と小さい子どもの靴ってニオイやすいんですよね。 お気に入りの靴ばっかり履くし、子供は汗っかきですからね。
まとめ

・セスキ炭酸ソーダは重曹よりもアルカリ性が強い ・イソ吉草酸など、酸性のニオイを打ち消してくれる ・皮膚への影響が大きいので、靴下や靴の洗浄に効果的
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