どうも、足の臭いに定評のあるkusaoです。
自分自身が足臭いという自覚がない人ってちょっと面倒くさくないですか?
会社の上司や後輩くらいの関係だったら、面と向かって言いづらいし、かといって一方的にこちらが我慢するのもストレスになりますし。
私の経験上なんですが、そういう自分の足が臭いことに自覚のない人って、相手への思いやりが欠けていることが多いです。(※あくまで個人の見解です)
そして、ハッと気が付きました。

これってまさに昔の私じゃないか・・・
私も以前、自分の足が臭い自覚がなかったばかりに、大失敗してしまったことがあるんです。
それも、女性に恥をかかせてしまうという、男としてはやってはならんことをやっちゃいました。
この記事では、失敗談から学んだ「相手への思いやりの大切さ」を述べたいと思います。
以前にも別の記事(「思いやり消臭」って知ってる?足の臭いケアは周りへの思いやりです)で思いやりについて話しましたが、少し別の角度からお話していこうと思います。
それではまず、私の昔話から始めていきます。
Contents
神戸でオシャレカフェに行った話
10年ほど前、
- 私
- 私が当時勤めていた会社の先輩(男性、私の一回り上)
- 私の後輩(女性)
- 私の後輩の同僚(女性、後輩の一回り上)
の4人で、神戸観光をしたことがあります。
きっかけは、私の後輩が仲の良い同僚から

ポロっと「良い人いないかなぁ」と言ってたんですよねぇ。
知り合いにそんな人いませんか?
と言われたことから始まります。

おぉ、それなら会社の先輩で「結婚したいなぁ」と言ってる人がいるよ!
しかも年齢的にほぼ同じだし、話も合うかも!!
こうして、親睦を深めようということで4人で会うことになりました。
後輩とその同僚さんは兵庫県、私と会社の先輩は京都に住んでおり、

神戸でいいじゃん!
オシャレに神戸の港町デートやで!と思い、どういうルートで回ろうか?私なりに考えまして・・・
結局「元町駅で集合⇒オシャレなカフェで休憩しつつ⇒ハーバーランドへ向かう」という、関西出身者にとってはベッタベタな(笑)ルートに決定しました。
これが、兵庫の田舎モンの限界よ・・・
で、当日。
7月にしてはそこまで暑くなく、過ごしやすい日でした。
無事に待ち合わせを終え、私を先頭に出発です。
道中、それなりに会話も盛り上がっていて、

(おっし、イイ感じ!)
と心の中で喜んでいました。
そして、行きたかったオシャレカフェの店の近くに着いた時、

・・・って感じなんですよねぇ。そうなんですよ。
あ、ちょっと休憩しませんか?ここイイ感じのお店みたいだし。
と(多分)ごく自然に入店までこぎつけました。
当時私はスマホを持っていませんでした。
なので、お店までの道順を暗記していたのです。

わぁ、オシャレなお店だね~

すごいねぇ~

こんなオシャレなお店を見つけるなんて、kusao君さすがだねぇ。
なんていう感想を聞きながら、

ふっふっふ、こんなオシャレなお店をごく自然に案内できる俺カッケー!
我ながら、お店選びのセンスいいね!!
と自画自賛しておりました。
私が調べたところによると、このカフェは「都会の中でゆったりした時間を過ごせる」をウリにしていました。
可愛らしい雑貨も売っていて、女性が好きな感じのお店。
調べたかいがあったぜ~とニヤニヤしていたら、店員さんに席まで案内されました。
「こちら、履物を脱いでおあがりください」
その時、事件は起きたのです。
靴を脱いだら五本指靴下・・・
案内された席は、座敷ではないんですが靴を脱いで上がるところでした。
いくつかテーブル席はあったのですが、満席。

(そうか、”ゆったりした時間を過ごせる”ってこういうことか・・・)
とリサーチ不足を悔やみつつ、靴を脱ぎました。
当時の私は五本指靴下ではなく、普通のソックスを履いていました。
私の後輩、私の会社の先輩が靴を脱ぎましたが、後輩の同僚の方が少し靴を脱ぐのにとまどっていたような感じ。
で、

・・・あはは、靴を脱ぐとは思ってなかったから、こんな靴下で来ちゃった。
足元を見ると、青い五本指靴下。
一瞬、やっちゃったかな?と思いつつ、

すみません、ちゃんと調べてから来た方が良かったですね。
と謝って、靴下には一切触れませんでした。
それ以降の神戸デート?は、問題が起きることなく無事に終了しました。
連絡先を交換し、良い感じにバイバイ(@^^)/~~~で解散したのですが、結局2人は交際には至らなかったようです。
気遣いが足りないせいで、女性に恥をかかせてしまった
もちろん、五本指靴下のせいで交際がうまくいかなかったかどうかは分かりません。
でも今振り返ると、初対面の人に会う時に五本指靴下を履いていることを暴露されて嬉しい人なんて、いないですよね。
誰も何も言わなかったですが、どうしてあのカフェに入ったんだと思われていたかもしれません。
・・・と、今だからこんな風に考えられていますが、当時は五本指靴下を見られてしまった女性の気持ちをそこまで真剣に考えられていませんでした。
その時の私は、自分の足が臭いという自覚がなかったので、外で靴を脱ぐことに何のためらいもありませんでした。
だから、人が靴を脱ぐのをためらう状況というものが存在するなんて、全く分かっていなったんです。
今現在なら、例えば会社の飲み会の会場選びを頼まれたら、座敷は選ばないと思います。
みんな、仕事終わりのドロドロの状態で靴を脱ぎたくないだろう、というのが分かるからです。
女性との付き合いが上手な方なら、そんなこと言われなくても分かるのかもしれません。
ですが、私には理解できなかった。
自分の足が臭いことを自覚し、対策をしていくことで、人前で靴を脱ぐのをイヤと感じる人の気持ちが初めて分かったんです。
人に対する思いやりが足りなかったんだなと後悔しています。
相手を思いやることは、どの場面でも役に立つスキル
30数年生きてきて、相手への思いやりってホントに大事だなと感じます。
仕事でも、家庭でも。
以前「思いやり消臭」について記事を書きましたが、相手を思いやることは人間関係を良くする秘訣です。
この記事を書いている私自身、まだまだ人に説教垂れるほど出来ているか、と言われたらまだまだです。
でも、たとえばこれらの問いには答えられるでしょうか?
- 仕事で「ほう・れん・そう」が大切な理由は?
- 女性とのデートで座敷のお店はNGな理由は?
- 育児は「一緒にするもの」であり、「手伝うもの」ではない理由は?
回答は複数あると思いますが、1番目の問いに対する私の考えを述べたいと思います。
なぜ「ほう・れん・そう」が大切なのか
上司にしてみたら、あなたが「ほう・れん・そう」してくれないと、仕事がうまく進んでいるのかどうかが分からないんです。
もし仕事がうまく進んでいないなら、次にその原因はどこか?を判断する必要があります。
- あなたの仕事の進め方がまずいのか
- 上司の指示の仕方がまずいのか
- あなたの能力を超えた仕事なのか
これらの判断材料が、あなたからの「ほう・れん・そう」なわけです。
だから、上司から指示された仕事がうまく進んでいないからと言って

どうしよう、あの仕事全然進んでないや・・・
でも、正直に話して怒られるのイヤだなぁ。
まだ期限まで時間あるし、何か言われたときに報告したらいいや。
なんていう行動をとるのはNGなんです。
上司だってさらに上の役職の人へ報告義務があるだろうし、そもそも仕事って独りだけで完結することなんて珍しいです。
あなたの仕事が完成することで、次の仕事につながる。
これは忘れてはいけないことです。
あなたがきちんと仕事の進み具合を上司に伝えないことは、上司が考えている段取りを狂わせることになり、そしてそれはあなたの仕事を引き継ぐ人の段取りを狂わせることになるんです。

怒られるかもしれないから、怒られるのが嫌だから「ほう・れん・そう」をしない。
これが、いかに相手への思いやりが欠けた行為か。
自分の事しか考えられていない行為か。
ということですね。
だから1問目の回答は、本質的には「相手への思いやりが欠けているから」なのですが、そのまま書くと多分不正解もしくは不十分な回答でしょうね(笑)
だけど、このことをきちんと意識して出来る人って、たぶん仕事ができます。
で、私の勝手な予想ですけど、気配り上手な人です。
気配り上手だから周りからの信頼を得ることになり、結果、多くの仕事を任されるようになるという好循環。
そして、さらに私の勝手な予想ですけど、たぶんその人って足そんなに臭くないはず。
気配りができるからこそ、相手を不快にさせてしまうことに対するアンテナが敏感だからです。
まとめ
このブログで、サラリーマンの仕事の進め方みたいな話を書くことになるとは思っても見ませんでした。
ですが、10年前の私には理解できていなかったことばかりでした。
結局人との関わりで大切なのは、思いやりなんだろうな、と。
IT技術の進歩やコロナウイルスの流行で、人間関係のあり方がどんどん変わっていますが、大切なことは変わりません。
こういうことを親としてちゃんと伝えていきたいな、と娘の寝顔を見ながら思いました。
今回はここまで。
ありがとうございました。
コメント