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こんにちは、kusaoです。
毎年言ってますが、今年の夏も暑くなりそうですね。
暑い時期のお風呂にピッタリなのが、ハッカ油を1,2滴垂らしたお風呂に入ること。
あのひんやり感がたまりません。
他にも、この時期に「ぶ~ん」と耳障りな音を出す不愉快なアイツ。
そう、蚊です。
我が家では毎年「ハッカ油」を使った自作スプレーで、蚊よけ対策をしています。 さらに、新型コロナウイルスの流行でマスクが手放せなくなっていた頃、夏の暑い時期でもマスクにハッカスプレーをするとヒンヤリ気持ちよかったんですよね。
そんな夏に大活躍するハッカ油ですが、実は足のニオイにも効果があるって知ってましたか? この記事では、単に爽やかな香りがするだけではない、ハッカ油のパワーについてまとめましたので、どうぞご覧ください。
ハッカ油の性質について
ハッカ油が足のニオイに効くかどうかの前に、ハッカ油の性質について簡単に解説していきます。
主成分は「メントール」
ハッカ油(ペパーミントの方が分かりやすいという人もいるかもしれませんね)の主成分は「メントール」といいます。 清涼感のある独特な香りが特徴的ですね。
このハッカ油ですが、様々な効能が古くから知られており、いろんな場面で使われています。
殺菌・除菌効果
20数年前にO-157が流行したとき、まな板の殺菌にハッカ油が効果的という報道がされたのをご存知でしょうか。
これはハッカ油に殺菌・除菌効果があることを利用したもの。 この性質を利用して、靴の中の雑菌の繁殖を抑えることができます。
何度もこのブログでお伝えしているように、足や靴の臭いの原因は繁殖した雑菌が出すニオイ。
雑菌の繁殖を抑えれば、臭いを抑えることにつながりますね。
制汗作用
ハッカ油と言えばあの独特の「スーッ」という清涼感が特徴なんですが、 実はそれだけではなく、毛穴を引き締めてくれる収斂(しゅうれん)作用があります。
毛穴を引き締めることで、制汗効果が得られます。
ハッカ油の安全性
ハッカ油を使った足の臭い対策には、いくつか注意点があります。
原液は肌に直接触れないようにする
ハッカ油の原液をそのまま直接肌に塗ってしまうと刺激が強すぎます。
私の体験ですと、真夏の暑い日にハッカ油をお風呂に垂らそうとしたときに、原液が1滴手に触れてしまいました。
ヤケドしたのかと思うくらいヒリヒリしましたよ。 しばらく赤くなってました・・・
敏感な方だと発熱や下痢の症状が出る場合があるようですので、気を付けてくださいね。
妊娠中の方だと、ハッカ油の香りの刺激が強すぎる場合があります。 私の妻はつわりの時にあらゆるニオイが不快になっていました。
そんな状況でハッカ油の香りなんか嗅いだら、トイレから出てこれなくなってしまうでしょう。
経験上、妊娠中には心身共に不安定になりますから、刺激の強いハッカ油は使用は控えることをオススメします。
他にも、小さなお子さんも要注意です。 まずは薄めの濃度で大丈夫かを確かめてから使ってみてください。
飼い猫がいる場合
猫を飼っている家庭だと、ハッカ油は猫にとってアレルギーの原因となりますので、猫が触らないように注意してください。
ハッカ油で足の臭い対策!
では具体的に、足の臭い対策に効くハッカ油の使い方を見ていきましょう。
大きく分けて
- ハッカ油スプレー
- 重曹と混ぜて使う
- 原液を靴に垂らす
という3つの方法があります。
ハッカ油スプレー
自宅で簡単に作れるハッカ油スプレーで、手軽にニオイ対策ができます。
ハッカ油スプレーの作り方
用意するものは
- ハッカ油
- 無水エタノール
- 精製水(水道水でもOK)
- ガラスのスプレー容器
です。作り方は、こんな感じです。
- 無水エタノール10mlをガラスのスプレー容器に入れる
- ハッカ油を5滴入れて良く混ぜる
- 精製水(水道水)90mlを加えて良く混ぜる
ハッカ油は直接水と混ぜると分離します。
先に無水エタノールと混ぜましょう。
精製水・水道水どちらでも構いませんが、水道水はちょっと気になる・・・という方は、薬局で精製水を購入して使ってください。
ハッカ油スプレーの使い方
履き終えた靴にシュッとスプレーしておきましょう。雑菌の繁殖を抑える以外にも、ハッカの爽やかな香りが下駄箱に広がって爽快です。
ただし、あまりスプレーしすぎると強烈なニオイになるので、最初は1プッシュから始めるようにしてください。
他には、全身にスプレーするのも効果的。
制汗作用の他に、防虫効果もあるので夏場にはもってこいですね。
これもまずは少量から試すようにしてください。 また、小さなお子さんに使う場合はさらに薄めて使って様子を見ましょう。(たとえばハッカ油1滴に対して無水エタノール10ml、水90ml程度にしてみる、など)
重曹と混ぜて使う
スプレー以外にも、重曹に混ぜて使うという方法があります。いわゆるサシェってやつですね。
重曹はアルカリ性なので、イソ吉草酸などの酸性のニオイ、いわゆる「納豆クサイ」と表現される足の臭いを中和する効果や、除湿効果もある便利グッズです。
この重曹と合わせて使うことで、玄関や下駄箱のニオイや湿気を除去できます。
作り方
用意するものは
- ハッカ油
- 重曹
- ビニール袋
- カップor布袋
- ガーゼ
- ゴム
です。カップは、プリンや豆腐の空き容器など、特に決まりはありません。家に余っている容器で大丈夫です。 作り方はというと・・・
- ビニール袋に重曹100g入れる
- ハッカ油を10滴垂らして良く混ぜる
- ハッカ油と混ぜた重曹をカップor布袋に入れる
- 口をガーゼで覆ってゴムで縛る
容器の大きさによって、重曹やハッカ油の量は調整してください。
重曹10g当たり、ハッカ油1滴の割合です。
使う場所は玄関!
玄関の嫌なニオイを消して、そのうえで何となくハッカの香りがする程度がベストです。
ちょっとニオイがキツイと感じるようなら、ハッカ油1滴に対する重曹の量を増やしてください。重曹を使うことで、ニオイ対策だけでなく、除湿効果で玄関のカビ対策もできます。(足の臭いとは少しずれますが、冷蔵庫や洋服ダンスのニオイや湿気対策にも使えます)
1~2か月もすると、重曹が湿気を吸って固くなりますので交換しましょう。古くなった重曹は重曹水スプレーにも再利用できます。
重曹スプレーについては別記事で解説していますので、ご参考までに。
⇒重曹で足の臭いが取れる!?試して分かった、効果的な使い方とは?
原液を靴に垂らす
この方法はちょっと荒療治的な使い方と言いますか・・・リスクをはらんだ使い方です。
肌の弱い方はオススメできません。
ですがやり方は簡単、ハッカ油を直接靴に垂らしてから履くだけです。
ハッカ油が直接靴の雑菌に触れますから、その殺菌効果はバツグンです。 ただし、その分皮膚への刺激も強くなります。
サンダルなど、素足で履くものには使わないようにしましょう。逆に、しばらく履かないと分かっているなら使ってしまっておくのもアリです。
また原液を使うということで、ハッカの香りがかなり強く残ってしまうというデメリットもあります。
靴のニオイを消してくれるのはいいんですが、それ以上にハッカの香りが主張してきます。 やりすぎると不快に感じる可能性がありますから、まずは1滴から試してください。
まとめ
ハッカ油の効果についてまとめます。
・直接肌に触れたり、妊婦や子供に使う際は要注意
・スプレー、重曹と混ぜ合わせる、直接靴に垂らすなどの使い方がある
ハッカ油を使えば、ミントの爽やかな香りを感じながら、足のニオイ対策ができます。 もちろん、普段からきちんと足を洗ったり、靴をローテーションするといった基本対策も忘れないようにしましょうね。
※ハッカ油だけでニオイ対策をするには限界があります。
しっかりとニオイ対策をしたい!と言う方に、おススメの消臭グッズレビュー記事をまとめました。 参考になれば幸いです。
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